日本の代表的な服装といえば着物をイメージします。
着物と言っても、洋服のように種類はさまざまです。
卒業式に着るのは袴か?それとも振袖か?と疑問に思っている方がいるかと思います。
袴と振袖はまったく異なったものです。今回はどんな違いがあるのかご紹介します♪
☆袴
袴は、着物の上に着るもので、腰から下を覆うような着付になっています。
着物の下に履く(上が着物で下が袴)と思っているかもしれませんが、正しくは着物の上に袴を着ます。
卒業式の袴は小袖と振袖の着物の上からお好みで着用することが出来ます。
その種類はたくさんあって、馬乗袴や襠有袴、行灯袴といった袴があります。
また、男性用と女性用の両方の袴があります。
☆振袖
振袖は、袖の長い着物のことで未婚女性の第一礼装です。
昔は男性も着ていたようですが、今では女性が着るのが一般的で、成人式で着ている女性をよく見かけます。
卒業式で振袖(単体)えお着ているのもよく見かけます。
振袖は大きく、大振袖、中振袖、小振袖の3種類に分けることができます。
☆違い
大きな違いは、着物と単体で着ることができるかどうかです。
袴は着物がなければ着ることができませんが、振袖は単体でも着ることができます。
袴は男性用があります。振袖にはありません。
このような違いがあるか、ないかで袴と振袖ではまったくちがいます。
卒業式では、小袖又は振袖を着用し、その上から袴を着用するので、どちらも着れることになります。
振袖だけを着て出席してはいけないという決まりはありませんし、振袖と袴も一緒に着るのが近年では一般的で、主流となっています。
卒業式は大学生で言えば学生最後のセレモニーです。 日本の代表的な和装を着用して卒業式をしめくくるのは素敵なことですよね♪