御所車とは
御所車とは、平安時代に京都周辺で貴族が乗っていた牛車(=ぎっしゃ。牛が引く車)のことです。荷台には雅やかな幕が下ろされた箱のようなものが載せられており、貴族たちはその箱に乗り込み、移動手段として用いていました。
貴族の乗り物として、富と優雅さが醸し出され、古典的で気品ある文様です。
また、荷台に溢れるほどの花々が飾られているものを「花車」といいます。華やかでかわいらしさが引き立つ花車は、振袖にもよく描かれる文様です。
四季折々の花々が描かれているので、季節を問わず着用できます。花車の花々は、幸福の象徴とされていて、来ている人が幸せに溢れますように、たくさんの幸せを招きますように、という願いが込められています。
こちらも、花車が描かれている振袖です♪
振袖/ピンクが決めてクール可愛い黒振袖☆黒ちりめん花車蝶紋
柄の意味がわかると、身に付けた時ますます幸せな気持ちが倍増しちゃいますね。